コーヒー豆の種類はいっぱいある!特徴や違いを知って好みの豆を見つけよう。【おすすめ】

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種類が多く楽しめるコーヒ豆

皆さんは普段どの産地のコーヒー豆を使っていますか?豆を買いに行くといつも数多くの種類が置かれており長時間悩んでしまいます。
自分でコーヒー豆を選べるとよいですよね
今回は、一般的なコーヒー豆の特徴をご紹介します。そして私がおすすめしたい豆の選び方をご提案します。
是非今後の豆選びの参考にしていただけたらと思います。

 

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中南米エリアのコーヒー豆【バランスが良い!】

中南米が産地のコーヒー豆は全体的にバランスが取れています、そして日本人が飲みやすい品種が多いです。 詳しくご紹介します。

ブルーマウンテン(ジャマイカ

一言で表すと"バランスが良いコーヒー"です。苦味、酸味、甘味、コクがすべてほぼ均等で調和のとれた味わいです。他コーヒーとは一線を画しており、唯一無二でコーヒーの王様と呼ばれています。 日本でも名前が知られており、飲みなれている方も多いのではないでしょうか。 コンビニで売っている缶コーヒーでよく名前を聞きくコーヒー豆ですよね。

ブラジル

程良く酸味あり、優しいコクと苦味があります。後味すっきりタイプ。 バランスの良い豆のため初心者によく勧められています。
2021年7月に、産地のブラジルが異常気象で霜の被害にあったそうです。 世界最大のコーヒー豆生産国ブラジルで霜害が起きたとなればコーヒー豆の価格にも影響するので心配ですね。今後の影響にも注目していきたいと思います。

コロンビア

フルーティーな香りでマイルドなコーヒー豆です。酸味と甘味のバランスが良く、重めのコクが特徴です。

コスタリカ

バランスが良い軽めな飲み口です。苦味は強くなく控えめなコーヒー豆です。際立つ酸味が特徴的です。

グアテマラ

新鮮なフルーツを感じさせる酸味と、華のような良い香りが特徴。とても上品なコーヒー豆です。

 

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インドネシアエリアのコーヒー豆【島ごとに個性がある】

インドネシアの島々ではロブスタ種のコーヒー豆が非常に多く育てられてます。品種的に病気に強く、ジャワコーヒーもロブスタ種です。
インドネシア内では多くはありませんが少数の生産地で、アラビカ種も育てられており有名なマンデリンやトラジャはアラビカ種です。

マンデリン

苦味と、しっかりとした強いコクがある。独特な後味が魅力的で、上品な酸味ががあります。酸味が苦手な人が多い日本人に人気なコーヒー豆です。

トラジャ

芳醇な香りのするコーヒー、少しの酸味と重厚なコクがあり、程よい苦味とすっきりとした甘みが特徴の豆です。

ジャワコーヒー

特徴的な焦げた麦のような香りで酸味が少なく、強めの苦味とコクがある。 コーヒーを見るととても濃く苦いように思えますが、実際はとてもマイルドな口当たりで飲みやすいです。

 

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アフリカエリアのコーヒー豆【フルーティな酸味】

アフリカ地域はコーヒー豆をよく作っているので名前を知っている人も多いのではないでしょうか。コーヒー豆は全体的にフルーティなものが多く、高品質な酸味がある品種が多いです。

モカ(イエメン、エチオピア

モカは産地によって多少個性が変わる感じがします。全体的にはチョコレートのような香ばしい香りとフルーティな酸味が特徴的です。さわやかな酸味と軽やかなコクと甘味がとても飲みやすい良い豆です。

ケニア

フルーティで鋭い酸味が特徴的。あまり主張がなく、甘く上品な風味で楽しめる深煎りで売られているのが多かったのですが、浅煎りだと酸味が強めにでてフレッシュさがあるコーヒになります。焙煎によって顔が変わる二面性があるコーヒ豆です。
サードウェーブ系の店だと浅煎りで出していることが多いみたいです。

キリマンジャロタンザニア

柑橘類を想像させる酸味と奥深いコクがある豆です。苦味が少なく上質な香りが特徴。山の名前がついており日本でも耳なじみのある銘柄ですね。

 

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その他エリアのコーヒー豆

ここまで紹介してきた地域(産地)はよくコーヒーを学ぶときに分けて習う三大陸です。他にも島国ですが、良いコーヒー豆の産地がありますのでご紹介いたします。

パプアニューギニア

良質な甘さのある香り、深煎りと浅煎りで出す表情が変わるため楽しく飲めるコーヒー豆です。 深煎りでは強めな苦味と良いコクが特徴。浅煎りだと軽めで酸味が際立ちます。

キューバ

ジャマイカと同じカリブ海に位置し気候が似ているためか、ブルーマウンテンに似ています。バランスの良いマイルドで上品な味が魅力のコーヒーです。

台湾

苦味と酸味はあんまりなく、コーヒーの上品な香りと甘味があります。 手摘みで、生産量が少なく、日本ではめったに出回りません。台湾コーヒーの豆を取り扱っている店舗を調べて買いに行くことがほとんどです。高品質で手に入りにくいため幻のコーヒーと呼ばれています。

 

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コーヒー豆の選び方!お気に入りを見つけよう。

ここまでコーヒー豆の種類と特徴を紹介してきました。特徴がわかれば選びやすいかと思います。ただ、お気に入りのコーヒー豆を見つけるために、他の方法もご提案したいと思っています。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

コーヒーを飲む時間でコーヒー豆を選ぼう!

コーヒーは飲む時間帯や場所が決まっている人も多いのではないでしょうか。こちらは決まった時間にコーヒーを飲む人向けの選び方になります。

朝に飲むならこのコーヒー豆がおすすめ:マンデリン

マンデリンです。コクと苦味があるコーヒーなのです。ある研究では脳を活性化させることがわかっています。目覚めの1杯におすすめです。 他だとハワイのコナコーヒーも同様に脳が活性化されるそうです。価格的にはマンデリンがおすすめです。

夜に飲むならこのコーヒー豆がおすすめ

1つ目:グアテマラやブルーマウンテンです。この2種類のコーヒー豆は他のコーヒーよりもリラックス効果のある香りなんだそうです。こちらも研究で、α波の活性化が顕著に見られることがわかっており、α波は脳と体を休めてリラックスする効果なので安心です。 α波が多く出る状態は心身ともに良い影響です。ストレスを沈める効果もあるので眠れない夜に1杯飲んでもよいかもしれませんね。

2つ目:カフェインレスコーヒーです。眠れなくなる心配がないので安心です。

フードペアリング(珈琲に合う食べ物)でコーヒー豆を選ぼう!

フードペアリングは簡単に言うと、相性の良い食べ合わせの事です。 それぞれの豆が持つ特徴とそれに合う食べ物があります。 そこにご自身の好みなどを考え、お気に入りのフードペアリングがわかれば、豆を選ぶ時もカフェで一休みするときも楽しみながら活用できると思います。
ここからはエリア別で大まかにおすすめのフードペアリングをご紹介します。

中南米

コロンビア、グァテマラ、コスタリカエクアドル、ジャマイカ、ブラジル などは、バランスが良く飲みやすい印象です。サンドイッチやナッツが入ったパンやシンプルな焼き菓子がおすすめです。

インドネシア

マンデリン、トレジャ、ジャワコーヒーなどは、 重量感のあるコクが特徴的なので、クリームやバターがたっぷり使われたケーキ、たくさんのバタークリームが乗ったカップケーキがおすすめです。
生チョコなど食べ応えのある甘さとマッチすると思います。

アフリカ系

ケニアモカキリマンジャロなどは、華やかで奥行きのある香りとフルーティな酸味が特徴的ですね。生の果物やフルーツを主役にした食べ合わせが合いそうです。
フルーツのタルトやパイでもフルーツ感が強いものが良いかと思います。

自分に合ったフードペアリングを!

味や風味の感じ方には個人差があります。ご紹介したものは一般的に言われているペアリングや私個人が気に入っているペアリングです。焙煎方法で風味にふり幅のある豆もあります。産地や焙煎具合を参考にご自身で考えてみてるのも面白いと思います。
たくさんの種類のコーヒー豆の中から違いや特徴を考え自分の気分や好みに合うコーヒーとフードが見つかればコーヒータイムがより楽しいものになるでしょう。数多くのペアリングを試してみてください。

好きなコンビニコーヒーからコーヒー豆を選ぼう!

昔はコーヒーを飲むといえば喫茶店やコーヒーショップだったと思います。しかし今はコンビニでもコーヒーが売っており、種類も豊富です。1杯100円ぐらいで飲めてしまうので、試しに飲んでみて気に入るものを探してみてもよいかもしれません。各社どんなコーヒー豆を使っているか個人的に調べてみましたので、好きなコンビニコーヒーと同じ種類の豆を選んでみてはいかがでしょうか。

コンビニ各社が使っているコーヒー豆の一覧

セブンイレブン

ホットコーヒー:アラビカ豆を100%使用しているそうです。詳しい種類まではHPに乗っておりませんでした。

キリマンジャロブレンドキリマンジャロを51パーセント使用しており、そのほかコロンビアとグアテマラを配合しているそうです。

 

ファミリーマート

ブレンドブレンドで、高級ケニア豆を配合、深煎りの豆の配合量を増やしているそうです。

アイスコーヒーブレンドで、グアテマラの豆の配合を増やしている。酸味を抑えコクと甘味を強化しているそうです。

高級モカブレンド:最高等級豆を100パーセント使用。エチオピアモカ豆を利用しているが、2種類の焙煎度に焼き分けているのがポイントだそうです。

 

ローソン

ブレンド:レインフォレスト・アライアンス認証農園産の豆を使用、イパネマ農園と提携しているそう。ブレンドは毎年配合が変わるらしく、HPではブラジル、コロンビア、グラテマラ、タンザニアの豆の焙煎法が記載されていたので、その4つが配合せれていると思われます。

イパネマゴールドエディション:イパネマ農園の中で高品質なゴールドエディションランクの豆を使ったコーヒー。

ブルーマウンテンNo.1:ジャマイカ輸出等級最上級No.1グレードを使用したコーヒー

 

ローソンはホットコーヒー用の豆(250グラム)を販売しています。毎年配合を変えていると紹介されていたので、もしローソンのブレンドが気に入った方はおうちでローソンのコーヒーを楽しんでみてください。

 

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【まとめ】お好みのコーヒー豆は見つかりましたでしょうか?

いかがでしたでしょうか?ここまで数多くあるコーヒー豆の種類と特徴、違いについて、コーヒー豆の選び方についてご紹介してまいりました。今後皆さんがコーヒー豆を選ぶときの参考になれば大変うれしく思います。