おうちでコーヒーの始め方!コーヒー初心者向け珈琲入門【おすすめ器具紹介】

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おうちで美味しいコーヒーを飲んでみませんか?

知っていますか?一週間で日本人一人が飲んでいるコーヒーの杯数は、11.53杯だそうです。数字で出されると結構な量ですよね。私も調べて初めて知り、驚きました。
おうち時間が見直されている今、一週間で飲むコーヒーのうち1杯でも2杯でも良いです。自分でコーヒーを淹れて、飲んでみませんか?

 

今回は、始めてコーヒーを淹れるときに、知っておきたい情報や、淹れる方法と用意するべき器具の紹介をしたいと思います。 皆さんの参考になればうれしいです

参考文献:全日本コーヒー協会 調査データ日本のコーヒー飲用状況 1) 種類別 一人1週間当たり杯数

 

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コーヒーを淹れるために揃えておきたい!7つのコーヒー器具

皆さん、「ハンドドリップ」でコーヒーを淹れているところを見たことがありますか?
よく高級なコーヒーショップや喫茶店などで店員さんが淹れてくれるのを見る機会があるかと思います。
茶店の店員ならばまだしも、初心者が珈琲を入れるなんて難しそうと感じ人もいるでしょうが、大丈夫です。
必須の道具をそろえて淹れ方が分かれば、だれでも簡単にコーヒーを始めることができます。


おうちでコーヒーを淹れるには、用意するべきコーヒー専用の器具が数点あります。
簡単な器具の紹介と、私が実際に使ってみてとても良かったおすすめの器具をご紹介いたします。

コーヒーメジャー

フィルターへコーヒーの粉を入れるときに使うスプーンの事です。コーヒー豆を保管しておくときに使うキャニスターを買うと付いてくるときもあります。最初は付属のものを使ってもよいかと思います。ただ、それぞれ少しですが測れる豆の量が違います。有名な珈琲のメーカーや食器メーカーなど各社が専用メジャーを販売しているので、お好みのものを見つけてみてはいかがでしょうか?私はカルディのコーヒーメジャースプーンを使っています。

コーヒーミル(手動/電動)

焙煎済みのコーヒー豆を粉にする器具です。コーヒーを淹れるためには必要不可欠な珈琲器具です。一般的に、手動式のミルと電動式のミルがあり、手動式は比較的お安いものもあるので価格を抑えて、コーヒーを始めたい人におすすめです。
電動式は小さいものから、業務用の大きいものまで種類も、価格も様々あります。手動式より早く豆を粉にできるので、頻繁にコーヒーを飲む人におすすめです。
私は電動式ミルを使っています。
セラミックミル C-90 (アイボリー)を使用しています。
おすすめですが、音が少し大きいと感じるかもしれません。

ドリッパー

見た目はマグカップのような形状です。底に穴が開いているのが特徴的ですね。中にフィルターを入れて使用します。そして、コーヒーの粉を入れてお湯を注ぎ抽出します。
ここで注意いただきたいところがあります。それは、フィルターの形状と同じ形状のドリッパーを使う必要があるということです。
形状が違うとコーヒーを淹れることはできません。こちらも価格帯はさまざまです。
コーヒー器具の有名メーカーであれば何種類か必ず販売しています。また有名な食器メーカーでも出しています。実物を見て購入したければ、よくチェーン店のコーヒショップや喫茶店でそのショップオリジナルのものや有名メーカーのものがディスプレイされています。同じ形状のフィルターも置かれているはずなので、いろいろな店を回ってみるのも楽しくてよいかもしれません。
私はkarita(カリタ)101-ロトを使っています。カラーは白で表面にカリタのロゴがついておりシンプルで使いやすいです。1、2人用です。

コーヒーフィルター

コーヒーフィルターとは、コーヒーの粉を入れお湯で濾すときに必要なコーヒー器具です。よく一般的に使われるのは、紙製です。「白いタイプ」と「茶色いタイプ」の二種類あります。昔は布を使っており、布製のものも販売されています。
最近では金属製のステンレスフィルターも販売されており、コーヒーの油分も通すため紙製のフィルターとは一味違ったコーヒーを楽しめるのが魅力です。布製やステンレス製は紙の消費を削減するという意味でサスティナブルな商品です。
私は普段はセブンイレブンで販売されている紙製のフィルターかステンレスフィルターを使っています。

コーヒーサーバー

コーヒーサーバーとは、ドリッパーで抽出したコーヒーを溜めておくための容器のことで、ガラス製が多いです。丸みを帯びたものや、ビーカーのような筒状のものもあります。
ガラス製は見た目がシンプルで素敵なものが多いです。目を引くので使っていて気分は上がりますが、ぶつけたり落としたりするとすぐ壊れてしまう場合があるので気をつけてください。
私はガラス製のビーカーサーバーを使っています。

ドリップポット

ドリップポットとは、コーヒーを淹れる専用の注ぎ口が細口になっているポット(ケトル)の事です。コーヒーを淹れるときには、この細口の注ぎ口からお湯を注ぐのがとても重要です。
決して、急須などで入れないでくださいね…私は初めてコーヒーを淹れるときに、急須で代用し大失敗しました。
急ぎ、カルディで販売されていたドリップポットを購入しました。今でもお気に入りで愛用しています。

お気に入りのカップ

マグカップなんてどんなものでも対して差はないと思いますか?
私はそんなことはないと考えています。自分で試行錯誤をしながらコーヒーを淹れると思います。その大事に入れた1杯のコーヒーをどのカップに入れるか選ぶのを楽しいと思います。
お気に入りの珈琲とカップがそろえばコーヒータイムがより良いものになると思います。
普段の暮らしの中に、自分で入れるコーヒーが当たり前になればそれはもうコーヒー好きの仲間入りです。大手を振って趣味は珈琲です!と言ってください。

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豆からコーヒーを淹れる方法

ここからは紙製のフィルターを使ったコーヒーの淹れ方をご紹介します。

  1. コーヒー豆を挽きます。
    電動式ミルでも手動式ミルでもどちらでも構いません。
    コーヒーメジャーで計った量を挽いてください。
  2. お湯を沸かします。
    95度がベストです。沸騰して少し静まったころが95度くらいです。     
  3. コーヒーフィルターを折り、ドリッパーに入れ、サーバーの上に置きます。 
    ドリッパーの形とフィルターの形が同じであることが大事です。  

     

    1フィルターの下綴じ目を手前に谷折りにします。
    2側面の綴じ目を外側に山折りします。
    3開いたらドリッパーにセットしてください。

    フィルターをセットしたドリッパーをサーバーの上に乗せます。
  4. お湯を注ぎます。(フィルター全体を湿らせるイメージ)サーバーの中にたまったお湯を一度捨ててセットし直します。。
  5. フィルター内へ挽いたコーヒーを入れます。そして、ドリッパーをもって軽く左右に振ります。(粉を平たく整えるため)
  6. 内側から渦巻きの形を意識してお湯を注ぎます。 
    始めは、お湯を少し注ぎ2.30秒ほど蒸らします。(20ccぐらい)
    その後、3回ぐらいに分けて内側から渦巻きの形を意識してお湯を入れ、3回に分けて注ぎます。
    ※熱いので気をつけてください。
  7. 美味しくいただく! 
    サーバーからカップに移し替え、飲みましょう!

コーヒーフィルターの折り方    

 

Step1 フィルターの下綴じ目を手前に谷折りにします。

Step2 側面の綴じ目を外側に山折りします。

Step3 開いてドリッパーにセットしてください。

フィルターの折り方って意外と調べても詳しく載っていいないことがありますよね。私はYouTubeやネットで調べて見よう見まねでフィルターを折っていました。いつもと違うフィルターを購入したらパッケージの裏面に丁寧なイラスト付きで、フィルターの折り方が載っていました。詳しく手順を見ると今まで折っていた方法は間違っていました...
皆さんはきちんと正しい手順で折ってくださいね!

お湯は3回くらいに分けて淹れるとよし 

コーヒーを淹れる際に、はじめはフィルターに少量のお湯を注ぎ2.30秒ほど蒸らします。その後、3回に分けて、渦巻きを書くようお湯を注ぎます。
ベストな量としては、1回目80ccくらい、2回目40ccくらい、3回目は20ccくらい。
3回目にお湯を注ぐ前に、ドリッパーの中の粉が真ん中に穴が開いたようにくぼみができます。端に粉がつくので3回目にお湯を注いだらドリッパーを1.2回ぐらい回して整えるのが良いかと思います。
珈琲好きの方だと、キッチンスケールにサーバーを置き測りながら入れる方もいます。
サーバーによって1人前の量を示すメモリがサーバー自体に印字されているものあるのでそれを目安に入れると簡単です。f:id:naturalnana:20211222141306j:plain

おうちでコーヒーの始め方!【まとめ】

ここまで、コーヒー初心者さんへ向けたコーヒーを淹れる方法と用意するべきコーヒー専用器具を紹介いたしました。
ご参考になりましたでしょうか?
普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、実際に自分で淹れ始めると、コーヒー豆を選んだり、自分で調整して挽いたり、コーヒーの奥深さがよくわかります。
是非皆さんも、おうちで美味しいコーヒーを飲んでみてください!